今にして思えば・・・②

ガラスの仮面』では主人公北島マヤのライバル役として姫川亜弓というキャラクターが描かれている。
姫川亜弓を一言で言えばお金持ちのお嬢さんだが決して親の威光に依らず自身の実力で評価されたいと考え
人知れず血のにじむような努力を積んで周囲に自分を認めさせてきた努力の人である。
どんな苦労や負担も厭わず、マヤの才能に嫉妬を感じつつも、互いを認め合う良きライバル兼最大の理解者でもある。
一方で、演技面以外ではちょっと抜けた所もある。

誰かに似ていると思いませんか?
まるでガキさんだよねwww

天才肌の北島マヤと努力の人の姫川亜弓
天才肌のあの子と努力の人のガキさん

やはり人間生きていく上で仲間ってのは大事だがそれ以上に大事なのは互いを認め合う良きライバルなんだと思う。
先程、あの子は卒業を期に変わってしまったと書いたが、もしガキさんと一緒に卒業だったらどうだっただろう?
多分ガキさんなら遠慮無しにあの子に意見をしてくれたと思う。
「最近おかしいよ」「しっかりしなよ」とか言ってあの子を叱ってくれたと思う。

そう言えばあの子の卒業が決まる時、ガキさんがあの子と一緒に卒業したいと事務所に提案したんだよね。
多分ガキさんは現在の腑抜けたあの子の姿をあの時に予見していたんだと思う。
あの子が1人で卒業し1人で活動をしたら間違いなくダメになるって。
あの子の最大の理解者であるガキさんには間違いなく見えていたんだよ。

もしあの時事務所がガキさんの提案を受け入れてくれていたらこんな事態にはならなかったのに・・・
悔やんでも悔やみきれない。