『赤毛のアン』

今日は毎年恒例の「2万人の鼓動 TOURSミュージカル 赤毛のアン」を観てきた。
これで4年連続になるんだな~っと。

正直今年はどうしようか迷った。
やらしい話だが、お金を払えば何とかなるチケットじゃないんだから
本当に観たい人にこそ、招待券が配布されるべきだからね。

それでも、やっぱり観たいという衝動は抑えられなかった。
「去年までと何がどう違うのか?」
この目で見て確かめたかったのだ。

それと、完全にエステー様と縁が切れたのならあれだが
まだ有り難い事に、CMで使ってくださっているのだから
もし部長様にお会いする事が出来たら
直接お礼をしたかった。

それにしても、毎年思うがエステー様は太っ腹だね。
なんせ、タダで招待してくれて、その上お土産までくださるんだからw
ほんまに良い会社だ。

さて、感想だが・・・

先ず最初に言いたいのが、お客の質が大きく変わっていたね。
これまで会場で良く見かけたヲタが見た限りにおいて、一人も確認できなかった。

きっと今年観に来たヲタは俺だけなんだろうなと。

まぁ仕方が無い事だが、きっとそういうヲタって
ミュージカルが好きなんじゃなくてって事なんだろうね。
残念な事だが致し方ない。

今年は、主役のアン・シャーリー役を上白石萌音さん
ダイアナ・バリー役をさくらまやさんが演じていて、それ以外のキャストは去年とほぼ同じだった。

上白石萌音さんもさくらまやさんもとても初々しくて、歌もお上手で素晴らしかった。
若さ溢れる熱演で、会場も一体となって大変盛り上がっていた。

俺はここ1年くらい、意図してではないのだが所謂大人のミュージカルばかりを観ていたから
この久しぶりの感覚はとても心地よかった。

上白石萌音さんは今更説明するまでも無いが
『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞を獲得した期待の女優さん。
所属事務所が東宝芸能だから、きっと近い将来『レ・ミゼ』で「コゼット」役とか「エポニーヌ」役とかやるんだろうな。
今からが本当に楽しみな女優さんだね。

さくらまやさんは今回が初めてのミュージカルだったようだが
途中、あれっ?て所もあったけど、歌はさすがだなって感じだった。
今後は女優業にもチャレンジしていくのかな?

その他のキャストの方たちも、さすがと唸る素晴らしい演技だった。
去年までこんな素晴らしい環境で主役をやらせて貰えていたのだなって
改めて感じた。

さて、上記した様に「去年までと何がどう違うのか?」を観に行ったのだが
それを書いても野暮だなって。

ひとつ言えるのは、去年も素晴らしかったが今年も素晴らしかったって事だけだな。
去年の完成された舞台も良いし、今年の初々しさもどちらも甲乙付けがたい魅力があった。

もう1つ言うのなら、去年は観に行ったのに今年は観に行かなかったヲタは
大変もったいない事をしたと思う。
去年と今年両方観たら、きっとミュージカルの本当の面白さに気付けた筈なのにねって。

最後に、アンサンブルの子やグリーンゲイブルスの子達の中にも
キラリと光る子が何人か居た。
そんな子達を見ていたら、なんだか親の様な気持ちになってきたwww

俺もそんな年齢なんだなと気づかされた、そんな一日だったwwwww